中学生としての心構えを学ぶ - 1年生オリエンテーション合宿(1日目) - 4月21日

 4月21日(木)から22日(金)にかけ、中学生としての心構えを学ぶことを目標に、1年生はオリエンテーション合宿に出かけました。

 1日目は、武道場での開校式の後、体育館に移動して音楽の先生の指導のもと、校歌を覚える学習に取り組みました。最初は小さかった声も、繰り返し歌う内に大きくなり、最後には音楽の先生から「よく声が出るようになりましたね。」とほめられるまでになりました。次に、班別での学校出発の順番をかけ、クイズに挑戦しました。クイズは、「大場先生は、高校時代何部だったでしょうか。」や「池田先生の娘の名前は何でしょう。」など、担任の先生に関わる問題でした。生徒たちは班ごとに集まり、ああだ、こうだと意見を出し合い、班としての解答をまとめました。一生懸命考えたこともあり、答え合わせの時には、「やった。」とか「ええっ。」などの声が飛び交い、大いに盛り上がりました。

 このクイズの結果をもとに、10の班がA、B、2つのコースに分かれ、2分間隔で昼食場所のサンテパルクを目指して出発しました。サンテパルクまでの道のりには、歩道のない所もありました。でも、生徒たちは交通安全に気をつけながら1列、または、2列で上手に歩き、11時までには全員が無事サンテパルクに到着しました。すべての班が到着するのを待って昼食となりました。生徒たちがお弁当を食べ始めて少し経った頃、急に雨が降り出しました。雨は比較的小降りだったので、本降りになる前に江比間野外活動センターに行った方がよいだろうという判断から、予定を切り上げ、生徒たちは雨がっぱを着てサンテパルクを出発しました。雨はさほど強くならず、また、生徒たちの荷物を先に車で運んだこともあり、生徒たちはほとんどぬれずに江比間野外活動センターに着くことができました。

 江比間野外活動センターでは、生徒たちは「夢と命」と題した校長先生のお話を聴いた後、体育館で学年代表の司会によるレクリエーションを楽しみました。フルーツバスケットやだるまさんがころんだ、手つなぎ鬼やドッジボールなどで約2時間、生徒たちは思い切り汗を流しました。それから会議室に移動し、大場先生から家庭学習で使う『要点マスター』の学習の仕方について教わりました。「正確に採点する。甘くつけても意味がない。」「書いて覚える。見て覚えられるなら苦労はしない。」などの先生の説明を聴いた後、生徒たちは真剣な表情で問題に取り組んでいました。

 1日目の最後の学習は、記念品作りでした。「こんなことをがんばっていきたい。」「こんな人になりたい。」という思いを、生徒たちは木製のプレートに書き込みました。書き込む言葉の内容はもちろん、字の大きさや色にこだわったり、イラストを入れたりと生徒たちは思い思いに工夫していました。まさに、1年生オリエンテーション合宿の記念品と呼ぶにふさわしいものができたと思います。

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 【校歌を覚える】                     【力を合わせてクイズに挑戦する】

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 【サンテパルクに向かう】                【班でお弁当を食べる】

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 【フルーツバスケットを楽しむ】            【学習の仕方を学ぶ】

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 【夕食を楽しむ】                     【記念品を作る】