2017年1月アーカイブ

 1月26日(木)の午後、田原警察署生活安全課の金子博祉巡査部長を講師に迎え、薬物乱用防止教室を行いました。当初の計画では、武道場で全校生徒を対象としていましたが、インフルエンザの流行で、3年生のみの音楽室での受講となりました。

 初めに、DVD「バイバイ 覚せい剤」をみんなで視聴しました。DVDの映像は、まず、覚せい剤が法律で禁じられているものであることを強調しました。そして、興味本位で覚せい剤を使っているうちに「やみつきの門」をくぐってしまい、やめようと思ってもやめられなくなる恐ろしさを伝えました。最後に、覚せい剤を使おうと誘われても、「いや。」とはっきり言うことが大切だとして話をまとめていました。

 DVD視聴の後、金子さんは、「友達や先生など、困った時に相談できるような人がいるところには覚せい剤は近づいてこない。相談できる人もいなくて、心が弱ってきた時に、覚せい剤は入り込んでくるので注意が必要だ。」と話されました。そして、「自分の周りには、そんな物はないから大丈夫だと思うかもしれないが、そうはいかない。実際、田原市の中でも、覚せい剤に手を出して警察に逮捕された人もいる。安全だとよく言われる田原市でもそうだから、決して人ごとではない。『おもしろそう。』や『1回くらい使ったっていいじゃん。』と自分勝手に考えること。これが覚せい剤の入口になる。」と話を続けられました。最後に、金子さんは、「覚せい剤などの薬物には手を出さない。みんなには、このことを再確認してもらいたい。また、『いりません。』の言葉の前に、怪しげな場所には近づかないようにして、自分の身は自分で守ってもらいたい。」と言って、話をまとめられました。

 金子さんの話にもあったように、田原市でも覚せい剤と無縁であるとはいえない状況になってきました。また、インターネットなどを介して、生徒達がそれに触れる危険性も否定できません。今後も、薬物乱用防止については、定期的に指導を行い、生徒達の安全確保に努めていきたいと思います。

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  【DVDを視聴する生徒達】                     【講話をする金子さん】